共犯者、更新しました。

不完全密室殺人 offcial website 内のメンバー紹介 を更新しました。

篠田P以来長らく更新がストップしていた、サポートメンバーをついに追加。

最低限の解説はそちらを参照して頂くとして、ここでは個人的な思い入れたっぷりに9/2『クンニEXPO』で演奏を行った『不完全密室クンニ』にて登場して下さった2人を紹介したいと思います。

まずは墓守氏。

続・我が逃走 圧倒的な存在感のこの方、正体はそう、ザ・フロイト の小森君ですね。最近はその文才、構築力を如何なく発揮したブログも評判なかれですが、流石にステージに立つ人間、『不完全密室クンニ』で
はあの世とこの世を繋ぐ墓守役を鬼気迫る表情で好演して下さいました。

実はこの日の『不完全密室クンニ』、結果的にまちことひょっとこのカップルが仲違し、ひょっとこがまちこを殺してしまう→墓守がまちこをあの世へと連れて行く→「お葬式」にてまちこがあの世から還ってくる→ひょっとこへの報復 という半ばストーリー仕立てになっていたのですが、そのストーリー、リハーサル終了後の開演直前に打ち合わせたほとんどインプロ一発、即興でのものだったのです。

で打ち合わせ中に考案されたこの『墓守』役、小森君が演じる事前提の所謂「あてがき」だったわけですが想像以上のクオリティ。

「死」を象徴する『墓守』を完全に演じきって下さいました。

まちこ死亡直後、ステージ脇の控え室からフロアを横切って彼が登場した瞬間は完全にホラー、客席のどよめきが聞こえてきた瞬間に僕はこの公演の成功を確信したのでした。

おどろおどろしさを表現するために片足をひきずって登場したのですが、リアルさを追求するために演奏開始直前、皆からひたすらにローキックを食らっていたのが印象深いです。

やはり直前に壁立て伏せをしまくって強調した肉体美!

素晴らしかったです。

続いて大内貴博君。

続・我が逃走 ザ・フロイトとのツアーの立役者、太平洋不知火楽団の大内君の出演もやはり当日に決まったものでした。

前夜の大内君企画終了後、翌朝まで行動をともにした流れで「もう今日出ちゃいなよ」との我々からの要請に快く答えてくれた大内君(一連の流れは彼のブログ に詳しいです)。彼の事が大好きになっていたチーム名古屋からすれば、彼の出演は願ったり叶ったりでした。個人的にベーシストとして少なからずその精神性、演奏、パフォーマンスに影響を受けた僕としても彼との共演は本当に楽しかった!

即興曲『Night of クンニ』、ひょっとこがまちこを殺してしまう一連の流れからフィニッシュまでベースを弾いてくれたのですが、その瞬発力、構築力、そして運動能力には我々大いに触発されました。

リハーサル終了後、僕のipodでひたすらに予習してくれたお陰で本番もバッチリ、何の違和感もなく演奏に素晴らしい華を添えてくれました。ツインベースという難しい演奏形態でしたが、本当にやって良かった!

普通なかなかやってくれないよ!

終演後、演奏を共にした事により、より親愛の情を深めた我々は結果的に大内君を拉致、名古屋に連れて帰るという前代未聞の行為に出たのですがそれにも応えてくれた彼は本当に最高。

僕達は共演によって東京に得難い友人を得たのかもしれません。
で、僕はと言えば先日の東京ゲリラナイトでも客席にいた彼にベースを渡して暴れまわってしまうのでした。

だって皆見たいだろう?本当に格好良い漢がベースを持って猛り狂う瞬間を。

こうやって参加して下さった方々を列挙していくにつれ、如何に我々が多くの人間に助けられているか痛感するのです。突発的にステージに上がってきて下さった方々や、僕によってベースを渡された沢山のお客さん、確かな音楽的センスに裏打ちされたエフェクトを絶妙なタイミングでかけて下さる各ライブハウスのPA様達、ステージ上の雰囲気をくみ取って雰囲気を顕在化して下さる照明担当のスタッフ様達等、我々実に多くの素敵な方々と一緒に演っています。

どうだ、羨ましいだろう。

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