1日に3ステージとか久しぶりですよ、ええ。

前回の日記を書いてから少し時間が経ってしまった。その間に舟橋の尻は赤く腫れあがり痒みを発するようになった。蕁麻疹?あせも?皮膚科に行って処方薬を貰ってきて塗ったら少しずつだが改善の様子が見られた。掻き毟らない事が完治への早道!

さてJONNYでのレーベルイベント出演後、打ち上げもそこそこに帰宅。翌日である8日はパイプカツトマミヰズで新栄DAYTRIVE/DAYTRIMにてシンサカエウインター シンネンカイ編出演、ミソッカス主催ミソフェス2017出演、先述のシンサカエウインター シンネンカイ編にて赤井千晴さんの怪奇紙芝居サポートと1日に3本ライブが控えているのである。しかもシンネンカイの会場入りは9時半と、普段自分が動き回る時間と比べると若干早め。本来であればレーベル10周年記念のイベントの打ち上げだ、ヘビーに酔っ払って帰りたいところだったけれどもそれで翌日のパフォーマンスが落ちたら元も子もない。それでも不足気味だったけれども、早めに就寝して睡眠時間を稼ぐ事にした。
年齢を重ねながらこうやってその時その時の自分の環境、身体で対応出来るように音楽活動を重ねるのは楽しい、本当に楽しい。

まずはミソフェス2017での演奏。
何会場か同時に始まる、所謂ミュージックサーキットであるミソフェス2017に於いて僕達はHeartLand STUDIOにてトップバッターの出演。早い時間だったし時間的にかぶっている人達も魅力的な人選だったので(というかタイムテーブル眺めても僕達が一番「誰?」ってなるような人達ばかりであった)、誰も観に来ないんじゃないかとちょっとヒヤヒヤしていた。
転換BGMが流れて出ていくと想像以上、いや想像の何倍ものお客さんが迎えて下さって舟橋は本当に嬉しかったです。感謝の気持ちもそこそこに本当にいつも通り脱力したMCをし、演奏は気合を入れてバギャン!とやる。
ほとんどのお客さんが初見だったと思うのだけどそのうちの少なくはない何人かの皆様は楽しんで下さっていたようで(根拠?SNSでのエゴサーチだよ!)嬉しかった。
大いに楽器を振り回し(不思議なもんで興奮してがむしゃらに楽器を振り回すようなそんな日の方が演奏は良かったりする。事実、ここ最近のパイプカツトマミヰズの中での演奏としては一番心技体のバランスが取れた演奏をしていたと思う、俺)、楽しんであっという間の演奏時間終了。

外に出ると雨が降っていた。本当はDAYTRIVEとミソフェス2017を行ったり来たりするつもりだったのだけれど、天候の影響とあと何より想定していたよりも遥かに消耗していたので(睡眠不足、だったのか)赤井さんの怪奇紙芝居のセッティングまで体力回復に努める。食べ放題飲み放題というのは助かる。供された鍋を食べ、カレーを貪り、消耗により意識が下に向きがちなところにビールを一杯流し込む。あとは体を落ち着けて集中力を高めていく。
赤井さんとの怪奇紙芝居は今回で4回目で、毎回同じ作品をやっているのだけれども不思議と毎回印象が違う。今回が一番「生身でやる」事を意識してかつ「セッション」であったな、と思う。お客様や共演者の人達からも出番後にポジティヴな感想を頂いていたようでサポートメンバー冥利に尽きる。

そうして、会場入りしてから約11時間の時を経てこの日のトリとしてステージに上がったパイプカツトマミヰズ。
正直、時間による摩耗と消耗を想定していなかったけれどもそれでも善戦したんじゃあないか、と思う。このライブより約4年ぶりに音源を発売出来た。終演直後に「駒田君、物販行こう」と二人でお店番に立つのも既に懐かしい。ここ最近のライブは音源さえ売っていなかったから。全てはここから始めるため、だ。
それとこれは忘れずに書いておかねばならない。
この日を以てボランティアメンバーとして参加してくれていた柴田めぐみ君がボランティアメンバーとしてのその活動を終了した。
僕が入る前はメンバーとして在籍していた彼を呼び戻したのは僕の所謂悪戯心だったのだけれども(吉田君に内緒でスタジオに呼んでそのままボランティアメンバー化)、それでもなんだかんだそこから結構な回数を一緒に演奏した。彼のピュアな感性やそのユニークな人柄も僕はとても好きだし、演奏も柴田君カラーみたいなのが出てきた矢先だったので今回の活動終了は残念だけれども、なに、機会があったらまた一緒に演奏する事もあるだろう。何せホラ、一度はメンバーから脱退した彼が戻ってきたわけだし。

2017_02_20_001
終演後、そこそこで帰宅。
いやはや、ハードな一日だった。でもこういうクタクタは大歓迎だ。

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