3月さんこんにちは。

3月の演奏はじめはJONNYで。

フリーダムというニューウェイヴなバンドに誘って頂いて鶴舞K.D japonにてサンフランシスコからやって来たThe Graves Brothers Deluxeのジャパンツアー、その名古屋場所のサポートアクトである。これがね、物凄く面白い一日だった。

まず今回僕達を誘って下さったフリーダム。

恥ずかしい事に、初見。友人達から「フリーダムは格好良いよ」と薦められていたので楽しみにしていたのだが、ありゃいかんわ。何で今まで知らなかったのさ、僕。ニューウェイブでちょっとジャンクで、そしてリフが変態的というか独特というか、うん、何かバンド全体に漂う良い意味で「天然」な感じから佇まいまで全部素敵。

必ず、必ずまたお手合せ願いたいです。今度はパイプカツト~でもご一緒したいなあ。今後とも宜しくお願いします。

そしてこの日の主役、The Graves Brothers Deluxe。

JONNYというバンドでベースを弾くようになってから海の向こうの演奏家達と共演する機会をここ名古屋以外でも結構頂いていて、その度に面白いなあって思うのだけど向こうの方々って良い意味で適当なんだね。アンプと真剣ににらめっこなんてしないし、足下のペダルも凄く適当に選んでるみたい。

ベースのStoo、Fulltoneのベース用歪み、Turbo RATの他に空間系をちょくちょくオンにしていて、そのフィルターがかかったような独特の残響が凄く気持ち良くて何を使っているか話しかけたら「前回日本に来た時に大阪で買ったARIONだよ!」って。しかも「使う度に同じ音が"出ない"んだよ!笑」って。

Stoo、今までご一緒した右手の指の本数くらいの国外ベースプレイヤーの中では一番歪ませる人だった。なんでだか毎回イナタい音で朴訥とした演奏をする人が多いのだよな。それが凄く良いから毎回歪んでなくてもニヤニヤしちゃうんだけど。Stooはちょっとトボけた感じからノイズを巧みに扱ったベースプレイまで、一筋縄ではいかない陽気な方でした。また会いたいなあ。

この日は刺激的で出番直前で緊張感に震えている以外はほとんど二階席からニヤニヤしながら演奏を観ていたような。

有難い事だよなあ、考えると。

続・我が逃走
ボトルネックを使ったノイズが凄い良かった。
というわけで真似させて頂きます、Stoo師匠!

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