家族と父との昼神温泉旅行、2日目である。
前夜「さあ寝るぞ」という感じでもなく寝てしまったので早起き出来たかといえばそうでもない。
うっすら目が覚めたもののまだ暗いので再び寝る、というのを何度かした記憶があるけれども妻に「朝風呂するなら今のうちだよ」と声をかけられてちゃんと起床した。
つくづく、風呂を重んじている事を配偶者が理解してくれているというのは有難い事である。
浴場に向かうと温泉旅館ではよくある事であろう、男風呂と女風呂が昨夜と入れ替わっている。
こちらの風呂はどんなものかなと入ってみると何て事だろう、明らかにこちらの方が豪華な浴場である。露天風呂が広く、種類もある。サウナ室は露天風呂の傍らにあり、入り口脇には冷水が貯めてあり手桶まで設置されている。うわあ、サウナ施設もこちらの方が行き届いているじゃあないか。
来年も楽しみが増えたと思おうじゃあないか。

文豪っぽく格好つけながらホテルのアンケートに応える私。
なんて事はない、アンケートに応える事で抽選でペア招待券が貰えるという事で丁寧に記入しているだけである。
妻は割とこういったアンケート類、見返りがなくとも丁寧に記入する人なのでかくありたいと思いつつ、僕は俗な人間であり続けている。

父と誘い合わせて朝食へ。
昨夜に続きホテル1階のレストランでバイキングである。
夕食が美味しかったので朝食も期待していたが、期待以上に充実した食事で朝から1日分くらい食べてしまった。体感上。
娘(長女)は食が細い方だったけれども近頃はよく食べる。今回の温泉旅行でも意欲的にあれこれとバイキングで選択しては食べていて「食が太くなって良かったなあ」と妻としみじみとしたものである。娘(次女)は生まれつきよく食べる。これもまた安心。

チェックアウトまでまだ時間があったけれども、特にする事もないので部屋を片付けて早々にチェックアウトして、ゆっくり名古屋へ戻る事にした。
伊那華の玄関前の庭園にて記念撮影。娘(長女)が到着時にこの庭園スペースに目をつけていたらしく「歩いてみたい」と好奇心を炸裂させた。良いロケーションを楽しめたので娘(長女)の直感に従って良かった。

庭園スペースの一角に記念撮影にお誂え向きな場所があったので集合写真を。
良い旅行だったなあ。あれこれアクティビティを楽しんだわけではないけれども、ゆっくり過ごす事が出来た。
温泉旅行といえばこういう感じだよね、をきちんとやれた感がある。

唯一の心残りといえば伊那華3階、丁度僕達が宿泊した部屋を出たところにあった『きよえ文庫』という膨大な量の児童書や絵本類を収めた本棚をじっくり楽しむ時間がなかった事。ビンテージ感溢れる本の並びに興奮、娘(長女、次女)が寝静まった後は読書に励もうと思っていただけに本をゆっくり読む時間が取れなかった事だけが残念だ。
とはいえ娘(次女)にせなけいこさん作の絵本を読み聞かせする事が出来たのは記憶に残る良い時間だった。
写真(↑)は表紙に心惹かれた1冊。
伊那華を出た後は父の「土産に栗きんとんを買って帰りたい」というリクエストを叶えるべく道の駅に寄りつつ名古屋モドリ。
「栗きんとんといえば中津川だろう」と車を走らせるも父の第一希望である『すや』の栗きんとんにはなかなか出会えず。ひょっとしたら店舗でしか販売していないのかな、と思いつつ代わりに納得のいく栗きんとんを買い父のミッションコンプリート。
そうそう、これだけは忘れずに書いておきたい。恵那で「そろそろ昼食にしたいね」と偶然立ち寄った『碧天ラーメン』のベトコンラーメンが激烈に旨かった。一口食べた瞬間に「!!」となる程旨かったし妻に「もうおよしなさい」と言われるまでスープを啜ってしまった。スープも美味ければ具材も美味い。何より麺の太さと茹で加減も最高に旨かった。あれだけ食べにまた恵那に行きたい。ちなみに父と妻は中華そばや炒飯を食べていた。それぞれやはり「旨い」との事。
名店発見!
お腹が一杯になったからか僕の悪癖「助手席でウトウトする」発動。あっという間に実家に着いた。よく妻は僕を殴らないな、と思う。父と別れ、長野県土産を渡しにその足で妻の実家へ。
夕食を食べようという事になり回転寿司店で義父、義母とおばあちゃんと合流した。いやしかし少し前にベトコンラーメンを一心不乱に啜ったばかりだ。全然お腹が空いていない。それでも相応には食べられるもので、主にサイドメニューを中心に組み立てて夕食、完。

食後、妻の実家に寄ってゆっくりしてお風呂をお借りした後、帰宅。
写真(↑)は娘(長女)が妻実家の冷蔵庫に貼ってあるホワイトボードにおもむろに描いた「あくま」と「てんし」の絵。
どちらも同じ笑顔なのがシンプルながら深いなと僕は思う。