BOSS HM-3を買ったゾひゃっほい!

人間ドックの結果からの「いや舟橋さん貴方の膵臓ちょっと変だよ」騒動で気持ちも落ち着かず、なかなか更新もままならなかったがやはり日記を書く事での「はい、ここまで一区切りね、頭すっからかんにして良し」感は大変得難いものがあるので私、どんどん日記や備忘録を書いていこうと思う。
さて、先日入院までの事の顛末は書いた通りだけれども、その際に「行きつけの中古ペダル屋にて掘り出し物をゲット」と書いたのがこれ。

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BOSS HM-3である。
かつて一瞬所有したHM-2はどうやらその筋で『swedish buzzsow』として大人気らしく、僕が購入した当時よりも中古市場値段がガン!と跳ね上がっており「あー、売るんじゃなかった」と財産難故に手放した事、そして再度購入し難くなった事に後悔の念を感じているのだが(しかしどうやら来年辺りWAZAクラフトで復刻されるらしい。さてはて)、ナンバリング的に次のモデルであるHM-3は中古ペダル屋の愛すべきBOSS棚にぽつねんと置いてあったのであった。

「あー、これの2をかつて持っていましたよ」だなんて言いながら試奏を申し出た。2はベースギターでもイケるし何なら愛好家は「BOSS史上最も重低音が出る」だなんてレゲエっぽい音作りに活かしたりしていたようですね、だなんて話をしながら何の気なしに試奏コーナーへ座り、まずオンにした瞬間に僕と店員氏、声を揃えて「あ」と漏らした。
LEDが、青い。
BOSSのコンパクトペダルではLEDはほぼ例外なく赤色のはずだし古いモデルなら尚更である。いやこの段階で前オーナーが手を加えたのは明らかで、ではそうなると音の面でも改造が施されているのか大いに気になるところであるが、店員氏が裏蓋を開けてザッと確認したところ「特に変わってる様子はないですね」との事。勿論、流石の店員氏もパーツ一つ一つを把握しているわけではないので作業痕から推察したに過ぎないのだが、LEDに関わる部分の半田痕とその他の部分は確かに違うようであった。
LEDだけ交換した前オーナーの意図は知る由もないが、なんだかこういうのは妙に嬉しい気持ちになる。

さて、ベースギターを繋いでBOSSセッティング、所謂全て12時にしてみて音を出してみるのだがこれが意外に低域も削げずに良い印象の音が飛び出した。
低域をブーストしていくといや本当にそんなに出る必要ねえから、というくらい低域が出てうん、やはりHM-2と同じくベースギターでも全然いけるのであった。むしろキメの細かいタイトな歪みが好印象。で、この値段なら買いだなという事で購入するに至った次第である。

ホクホクしながら歩いていたら病院から電話があるんだもん、たまげたよ。

で、やはり弾いてみるとこれが最新型のベース専用の歪みペダルとタメをはるか、と言われると疑問ではあるけれども、触っていて音作りもしやすいしベースにも本当に良い。
あとこのカラーリングが妙にそそるものがある。
PW-2といい、昔のBOSSコンはEQとか極端な効き方をするものがあってそれ故にギタリストには敬遠されるものの、ハマればベースにも全然いけるんじゃないだろうか。
今後また色々試していきたいなと思う。

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