OneControl Granith Grey Boosterを導入。


サンタさんにお願いしてOneControlのGranith Grey Boosterを入手。

クリーンブースターとして定評のあるコレ、買った目的はクリーンブーストではない。このブースター、唯一あるツマミが12時の位置でユニティゲイン(スルー時と同ゲイン)であり、左に回していくとボリュームをダウンさせる事が出来る。つまりボリュームダウナーとして使いたくて導入を決意したというわけ。
何故そんな事をしたくなったかというとここ最近夢中になっている「歪みとクリーン時のボリューム差」を作るために色々試行錯誤した結果、エフェクトの最前段でボリュームを下げてやる事が一番良いのではないか、しかも可能な限り音の信号としてロスなく下げてやる必要がありそうだという結果に至ったため。
ボリュームペダルや楽器本体のボリュームでは良くも悪くも変化してしまうし(僕の楽器は随分と改善されてはいるのだけれども)、ペダルタイプのグラフィックイコライザーとか使えば微調整も出来て良くはあるのだが触る部分が増えてちょっと煩わしい、単純にボリュームだけ下げて音質そのまま、みたいなのはないかと思っていたところそういえばワンコンにそんな感じのあったな、と思い至ったっていうわけ。
音量を下げるためにエフェクターを足す、っていう足し算の発想は嫌いじゃあないよ、むしろ大好きだ。

実際に繋いでみると音質変化は良い意味で微妙にあった。高域と低域がちょっと元気になるというかせり出してくるイメージ。だけれども幸い微妙な味付け程度でしかもそれが気にならない程度だったしなんならおいしい感じだったので満足。ボリュームダウナーとしての機能も十分でここで音量下げてアンプのゲインでいつも通りの音量になるようにしたらエフェクト一個挟んだような違和感は全然ない。これって凄い事だよな…。

で、期待していた「入力レベルを下げる事で音質のみならず音量変化もファズに期待する」事が出来るようになっただけじゃなく、アンプのゲインを上げる事が出来るようになった事でアンプのゲインつまみにちょっと触っただけで爆音になってたようなそれまでの繊細過ぎる音作りからもさよなら出来そう。コントロールしやすいというのは利点の一つですね。今まで0から少し上げただけで凄い音量になってたもんな、俺のセッティング。そんなフレキシブルさに欠けるセッティングしなければ良い、という話なんだけども、そもそも。

かかってるかかかってないか、本人以外には全くわからないし演奏が始まればオンになってるかオンになってないかは本人さえも意識しないような、そんな用途に使うために導入したブースターだけれどもこれから毎回演奏に持ち込む事になりそうである。

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