(まだ)秘密のレコーディング

今日は(まだ)秘密のレコーディング。
サポート参加しているバンドにて2曲録音してきた。
と書いて思ったけど今現在活動しているのは白線の内側以外ほとんどサポートばかりか!

昼過ぎに東山は246スタジオ名古屋に集合、機材搬入を終えて開始時間まで待つ。
昼食を食べずに家を出てきてしまったので「食べなくても問題はないけど満たしても良いレベル」に小腹が空いている。見ると受付で手作りパンが販売している。近隣のパン屋さんが直接納品しているらしく美味そうなルックス。メロンパンとスコーンを買って食べたのだけどどちらも美味しかった。
が、スコーン、予想外にお腹が膨れる。食べ過ぎたかな、という腹具合。年齢を重ねてもこの辺はうまくやれないのであった。

ベースは諸々の関係でラインで録音になるかな、と思っていたのだけどエンジニア山影さん(大変お久しぶりです)と打ち合わせの結果、アンプも同時に鳴らして録音する事に。有難い。
ギターアンプ×2台とベースアンプをブースに入れて、いっせーのーせで演奏するものの、ミックス段階での微調整が可能な状況での一発録り。同じ部屋の中で叩いているドラムはヘッドホン越しでも生音がある程度聴こえるものの、その他の楽器はモニターコントローラーでそれぞれが快適なバランスを作っての演奏となった。記憶する限り人生で初めてこの形でやったけど、実にやりやすい。

レコーディング時の足元。
いつもかけっぱなしの上段側に加えて、この日はEarthQuakerDevices Monarchをかけっぱなしに。
オレンジアンプのプリアンプを再現したというブツだけあってアンサンブル中でもきっちり主張してくれるゴツゴツした歪み感を出す事が出来た。これまでろくすっぽ試しもせずに歪ませない方がアンサンブル中でクリアに抜けてくるのでは、と思い込んでいたのだけど歪ませ方によっては歪ませた方が前に出てくる事もあるのだな。
DepthChargeは曲中でオンオフする歪み。やはり何度使ってもドライシグナルとファズシグナルが自然と混ざり合って、ブッとい音になるのが最高だ。
いずれのペダルもボリュームが爆音気味に効くのでそこだけは気を遣った。


ブース内のアンプの様子。
最近はめっきり持ち込みアンプよりも各現場の常設のアンプを使うのがトレンドである。
そんな中でも特に設置してあるとホッとするのがHartkeで、音作りの明快さに加えてクリアなアタックが非常に有難い。
この日もボリューム以外はほぼフラット、グラフィックイコライザーで気持ち低域〜中低域をブーストして良い感じになった。

録音自体は「まあ大丈夫でしょう」という1曲と「これは苦労するかもわからんね」という難関曲の2曲だったのだけど、意外にも「大丈夫でしょう」曲の方が何度かテイクを重ねた。と言っても3回だったかな?
難関曲はまさかの一発で良い感じに。山影さん的にも問題なければこれで、という感じだったので一発OKに。
人生で初めてかもしれんよ、こんな経験。

SBVのネックを作り直して貰ってからの初めての録音だったのだが、良い感じで終えられて一安心。
演奏行為も楽しかった。