3連休初日の日記。

3連休である。
勤務先の会社はカレンダー通りにお休みを頂けるので、したがって僕も3連休である。
普段はなかなか週末も頭を仕事モードから切り替える事に苦慮するのだが、流石に3連休ともなると少しは脳みそも休まるのではないかと期待する次第。まあ、仕事も家庭も趣味も全部同じ循環の中にあるものであるからして無理に切り替える必要もないのであろうけれども。

切り替えるぞ、みたいな話を書いて早々にナンだけども3連休初日は会社のレクリエーションで始まった。
年に何度か、その時のレクリエーション担当の采配によって頻度と内容は変わってくるけれども、弊社(というか弊支店)は休日に集まってレクリエーションを行う。意識高揚とより強固な結束を得る為である。ここ数年の間は鶴舞スポルトでのボーリング大会が恒例となっている。以前は新入社員の紹介も兼ねて花見も開催された。コロナを経て頻度こそ減ったものの、少しずつかつての様になると良いなと思っている。
最近の風潮からすると「休みの日に会社の人と云々カンヌン」となるのであろうか、僕は結構こういうのは嫌いではない。というかむしろ好きである。この日も改めて好きだなあと思った。
普段は忘れがちになる仕事のやり取りしかない人達にも生活があり人生がある、という事実を実感出来るからである。仕事に対する姿勢に於いて自分と異なる見解を持っている何某君もそうか、休みの日にはこういう服を着てこういう顔をして出てくるんだな、お、なんだかんだで楽しそうにしているじゃないか、きっと仕事抜きで話をすると意外と盛り上がるのかもしれないな、等と想像力を刺激される。
こういう感じが好きだ。
折角ご縁で出会った皆様だもの、ご縁が繋がる可能性があるのであれば最大限に尽力したいと思う。

経験年数的に転職組の僕はまだまだ若手に属するのでレクリエーションも運営する側である。
それでも若手の中では経験年数を重ねた方なので担った役割は表彰式の司会補佐という軽めのもの。人前で喋るのは嫌いではないので台本を横目に楽しくお話した。
肝心のボーリングの結果は散々なもの。とてもここに書けるようなスコアではない。


へたくそな割に楽しそうに興じるのが僕という男である。

ボーリング後はお世話になってる上司と焼肉へ。
レク会場である鶴舞スポルトの横にある浩養園で焼肉と飲み放題。ここの焼肉ランチは随分とお得なので今度家族と来ようと思った。
少人数ではあったが久しぶりの方とテーブルを囲んで楽しく飲み食いした。

それにしてもお昼間の飲酒は随分と効く。
飲み放題の割にアルコールはレモンサワー一杯だったのだが、酔っ払ってるなという感覚がずっと残った。
そのまま、千種のイオンで買い物している妻と娘と合流。昼食がまだだった2人に付き合ってフードコートへ。
なんだかんだ娘が残したピザを摘んで、お腹パンパンなのにまだ食べてしまった。

昼間に思う存分飲み食いしたというのに、少し遅めとなった夕食は家族でお好み焼きを食べに出掛けた。
連休1日目だし、というはしゃいだ気持ちがあったのは事実。妻も私も、そして娘もリラックスムードだ。
お好み焼きを食べに出掛ける、とはいったものの、記憶にある限り家族だけでわざわざお好み焼き屋さんへ出掛けたのは初めての事ではないだろうか。しかもご丁寧に各テーブル毎に鉄板のある、もんじゃ焼きは各自自分で焼くスタイルの所謂本格的な街のお好み焼き屋さんである。居酒屋然とした店が多い中、この日訪れた店は妻が職場の飲み会で使った事がある店で、家族連れの多いご飯使いにも全然イケてしまう店であった。
床は油っぽくちょっとニチャッとしており、店内は煙っぽい。そういうのがたまらなく嬉しい。さあお好み焼きを食うぞという気持ちになろうというものだ。


もんじゃ焼きとお好み焼き(この店お薦めの餅とチーズが入ったものだった)を食べ、丁度良い分量だった。お会計は娘のジュースとポテトフライも併せて3000円ちょっと。この満足感で3000円程ならむしろ安いのではないか、と思えた。最近は手頃なファミリーレストランに行っても家族3人ではもう少しかかる印象だ。これだけお腹一杯になってこの価格なら、是非また来ようと思えた。
こういう金銭感覚は結婚して娘が生まれてから持ったものだなあ。
帰宅して、娘の寝かし付け後に作業しようと思っていたのだがそのまま眠ってしまった。
休日は油断するとすぐに寝てしまう。年齢を重ねる毎に、確実に睡眠時間が増えている。