ライブハウスだと大体隅っこにいがち。


写真はモニター越しにステージを観る僕。妻が盗撮した。
僕にしては珍しい事に、平日の仕事終わりでライブハウスにライブを観に行った。

僕に特に用事があるでもなく日常会話というか雑談というか「元気?」みたいに連絡をくれる2代巨頭はゴウさん(雰囲気/四日市ドレミファといろは)と高野君(ゲスバンド/SuiseiNoboAz)の2人なのだが、ゴウさんから「12月1日暇かい」と連絡があった。
「どうせ忙しいやろうけどもイベントするんよー」との事だったので、妻を誘ってみると(妻はゴウさん好き。ちなみに高野君も好きだ)「行こう行こう」と乗り気だったので仕事後に合流、娘と3人で回転寿司を食べてから夜のライブハウスに出掛けたのであった。金曜だし良いよね。

ライブハウスに行くとホンダさん含め皆にチヤホヤされる(CLUB ROCK’N’ROLLホンダさんといえばこの日のイベント中もいじられる程『時々怖い』で有名である。そんなホンダさんがもう満面の笑顔で「いくつになったのォ?」と娘と話す様子はホンダさんを知る人ならば確実にたまげるであろう)娘だが、この日は耳栓をしてステージを観たり気ままに遊んだりしていた。これまでも僕の遠征に同行したりしていたのだが、娘、ライブハウスに慣れている。
ライブハウスは世の中の施設でいえば(勿論ライブハウスごとに差異はあれども)子どもをメインの層にしていないという意味で決して快適ではないのであろうけれども、そんなライブハウスで落ち着いた様子でジュースを飲んだりしている娘を見ると他の子どもがしない経験をする事は出来ているだろうなと思う事が出来る。ライブハウスに入り浸れよ、とは思わないけれども様々な場所がある事をお伝えしたいなとは思う。

ゴウさんこと雰囲気はこの日『雰囲気バンド』としてバンド編成。
流石、ゴウさんが声をかけたメンバーだけあって歌心が凄い。演奏の緩急だけでも歌を大切にしている事がわかる。
そしてゴウさんの火力の高さたるや。あの人は存在がエンターテイメントだ。
ホッコリしてグッときてちょっと泣けちゃって温かい気持ちになれるというのは自分にはどの要素もないので猶更に美しく思える。妻も「流石ゴウさん。来て良かった」と大変満足した様子だった。

あとこの日、偶然にも大阪から来ていたバンドのフロントマンがお久しぶりの立川dancingさんだった。
声が同じだし節回しというか声の出し方も同じなのだけれども、よもやご本人とは。帰宅してから確信するという体たらく。
それにしても毎回、ライブハウスだと大体隅っこが落ち着きがちである。新栄CLUB ROCK’N’ROLLだとドリンクカウンターの前、入り口に近い辺り。それかホンダさんのいらっしゃる受付辺りが一番落ち着く。妙に引っ込み思案だな、舟橋よ。