桜は見れなかったが、華のある言葉にヤラレた夜。


4月2日(日)、京都へ演奏しに行った。
少し前に京都はPUB VOXhallでブッキングをしているchori君から「春頃、京都の桜を見に来ませんか」とこれまた粋な誘い方でオファーを頂いたので是非にとお願いした次第。

この日の共演はfootloose立川dancing件-空断-
chori君のブッキングはいつも面白い。面白いし、刺激的だ。前回もそうだったのだが、今回も「ヤラレたナァ」と笑顔で空をあおぎたくなる程良いイベントだった。
どんな日になるか想像も出来なかったのだが(件-空断-さんは以前ライブを拝見した事があるけれども、件-空断-さんと白線の内側だけでもすでに混沌としそうな組み合わせだ、と最初は思った)いざ一日を終えて振り返ると一本ブッとい筋の通った、骨太な公演なのであった。
流石は詩人chori君。この日は言葉に重みと(直接的な方)、所作に軽やかさのある(これは直接的でない方)演者ばかりなのであった。
そもそも共演者のライブを観ながら「畜生」と思える程、素晴らしい出会いはないのではないか。
PUB VOXhall、今のところ百発百中で「畜生」と思いながら人のライブを観て「やられたなぁ」と反芻しながら車に乗り「次こそは!」と笑顔で再戦を誓いながら名古屋にモドる、そんな夜を体験させて貰っている。

終演後は飲酒。
メーカーズマークのソーダ割と、いぶりがっことスモークチーズを楽しむ。美味くないわけがなかった。酔っ払わないわけがなかった。終演後とて、人様と話すのが苦手な僕が割と饒舌に話をした。
件-空断-さん、そりゃあこんな夜は思い出してしまいますよね。

車中でもベラベラベロベロと話をしていたが、高速道路に乗った辺りで意識を失う。
気がつけば名古屋だった。樫山君有難う。
きちんと起きて新年度初日、無事仕事に向かったのであった。