レコーディングしたのね。

続・我が逃走
パンツ一丁で熱唱する吉田メンバー。
ヴォーカル録りは周りで片づけが行われる中、一つずつ確実に進行した。
エンジニア篠田「片付けながら歌録りって聞いた事ねえよ」

ライブ 終了後はそのまま朝までレコーディング、である。

「音楽やってれば疲れない!」ってわけでもなく(実際無駄な筋肉を使う音楽のやり方をしていると思うので、結果疲れる)単純に今日しかやるタイミングがなかっただけだ。

前回のプリプロダクションを踏まえ、気迫十分で録音開始。プリプロをやっておいたからこその安心感があり、それがあるから演奏に集中出来る。

パイプカットマミヰズはその曲故に(曲のテンポがガンガン変わる。メンバー間の呼吸のみであわせたりもする故)一発録音しか不可能なのだが、この一発録音というのがまた曲者である。

最近の実例で言えばJONNYはまずドラムを録ってベースを録って(あるいは一緒に録って)、ギターを重ねてギターを重ねてギターを重ねて、で歌を最後に入れる、等個別に録っていくが故に例えばベースで失敗があってもドラムの人は一度良い演奏を録音してしまえばもうあとはゆるりとソファーにでも座っていれば良い。

しかし一発録音は他の楽器の音を拾っているマイクに、爆音で鳴らされているギターやベースのアンプの音が入り込んだりするために、誰かが演奏ミスを犯すと全員演奏を中断せざるを得なくなるのである。

これがねえ、もう、本当に曲者だったよ。勿論、一発録音だからこそ出る雰囲気、ヴァイヴスも存在する。個人的には一発録音は気持ちが宜しい。慣れ親しんだ方法論ではあったし、楽器毎のバラ録りに比べれば変に緊張もしない。しかし誰かがミスすれば演奏が止まる、という所でメンバー間の気遣いは、確実に生まれてくる。

そりゃあそうだろう、例えば僕が同じミスを何回も連発したら申し訳なくなって頭を床にこすりつけたくなるだろうし、ひょっとしたら他のメンバーはそんな僕を蹴っ飛ばしたくなっているかもしれない。で、そういうナーバスな感情ってレコーディング作業に於いては弊害でしかない。僕みたいな人間は特にそうで、半年間一緒にスタジオに篭ってきた結果、思うに他のメンバーもそうだろうと思う。

幸い皆、朗らかな空気の中レコーディングを終了する事が出来た。まあ今更、演奏ミスで喧嘩とか、ないか。大人だしな。

無事予定していた曲を全て録りきり、これ以降はミックス作業、編集作業に入っていきます。

4月29日に間に合いますように!

ちなみに、一瞬エンジニア篠田P、ドラムの駒田君以外のメンバーが全裸に近い半裸になった瞬間もあった。罰ゲームというか緊張感、集中力を高めようと思い、誰かがミスをする度に全員脱いでいった結果なのだが、演奏中に視界に入った某メンバーのナニの大きさにビビッて逆に動揺した旨を記しておく。

コメント

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    男はナニのデカさじゃないぜ!

    及川光博でいうところのLOVE?(笑)

  2. 酒井 より:

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    俺達はいつも一発だよ
    むしろそれ以外やった事すら無い

    まぁ二人だし、俺達はその方がやりやすいし、その方がいいかな

  3. 舟橋孝裕 より:

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    >ピコ・ピコリンさん
    ミッチーwww
    いや、でもデロリンってありゃあびびりましたよ。

  4. 舟橋孝裕 より:

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    >酒井さん
    僕もJONNYで別録音は初めてだったので新鮮でした。
    一発の方が気分的には緊張しないですね。
    色々な方法論があるもんですね。

  5. 小林勇気 より:

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    うっひょ!音源、超楽しみっす!

  6. 舟橋孝裕 より:

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    >小林勇気さん
    ジャケット、今デザインで試行錯誤しているのだけど小林君なら笑ってくれると思うよw