吹上鑪ら場のホラーイベントに出演した

吹上鑪ら場にてパイプカツトマミヰズでお盆のホラーイベントに出演した。
鑪ら場プレゼンツで入場無料イベントは初めてだったそう。投げ銭ってのも思えば初めてだった気がするけれども、ご来場頂いた皆様有難い事に結構お金を投げ入れて下さったようである。金銭的な対価を求めて演奏しているわけではないのだけれども(僕にとって表現っていうのは自己顕示欲を満たす事だったり自己研磨の意味合いが強い)一生懸命演奏した甲斐があろうというもの、有難うございました。いや、それにしてもホラーイベントというのは初めてだった。面白い。

一組目の赤井千晴さんの怪奇紙芝居には前回に続き今回も参加。会場が違うと雰囲気も手応えも違う。赤井さんは見極めが早く僕の所在もマイクの音量の加減もサクサクと決めていかれた。こうしたい、というヴィジョンがあるので早いのだろうナァ。
実はちょっと自室の冷房を効かせ過ぎて風邪気味の舟橋、パブロンゴールドを紙芝居の出番直前に服用していた。
紙芝居中は集中力が演奏とはまた違った部分を使い、かつその感覚というのはまだ自分の中で演奏行動程には日常的なものではないので気にはなっていなかったのだけれども、どうにもパブロンが良いあんばいに効いてしまったようでパイプカツトマミヰズの演奏中はずっと多幸感と浮遊感に包まれていた。アブナイアブナイ。
演奏技術には勿論影響を及ぼすわけではないだろうけれども、演奏に臨む姿勢として良い意味でフラットに脱力する事が出来て副作用が思わぬ具合にポジティブに作用したといえるだろう。
今日はパイプカツトマミヰズの演奏曲の中でもキメが複雑だったりする曲を多目に演奏したのだが、いずれもバチッと決まって演奏陣は大変興奮した。
あと今日はいとまとあやこおばけこわいをカヴァーしたのだった。何でも打ち上げの席で吉田君が亜矢子さんに直接カヴァーの許可を貰ったそうで、折角お盆だしホラーイベントだし、とこの日のために構成と演奏練習を行ってきたのだった。
亜矢子さんも喜んでいたし良かったのではないでしょうか。
出番が最後のホラー映画はこの日は某有名な女幽霊が出演するもの。会場が固唾を飲んで観ている様を見ていた。いや、スクリーンが角度的に見られない位置に陣取ってしまったのだよ。

『シン・ゴジラ』を観てまだ一日しか経っていないけれどももう二回目を観たい。

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