最高かよ、劇団んいい。

2015_06_22_nii
ライブの後、夜中の3時半まで起きてたのでちゃんと起きれるか心配だったのだけども無事に起床、名古屋駅へ向かう。
もうすっかり行き慣れたナンジャーレへ劇団んいいの第二回本公演「Thank you My mother」を観に行く。
筋肉痛+睡眠不足気味で観劇するには良くないコンディションだけれども、んいいなら絶対眠る事はないだろうと思った。安心感あるぜんいい。

OPの某SF大作のパロディ映像から本気度と良い感じの脱力具合が伝わってきた。公演観通して思ったけれどもんいいの魅力ってクオリティの高さと脱力具合が同居するところも一つあるのではないか、だなんて思ったり。
そして公称1時間40分の公演時間、あっという間に過ぎ去った。コント公演って思えば初めて観劇(?)したのだけども、構成が見事。
お馴染みさんは嬉しいだろうし初見さんも安心して笑える刑事モノに音楽ネタに、観客参加型の即興コント(というかゲームかあれ)等、盛り沢山。
だけれどもやっぱり最後のコント「Thank you My mother」がとてもとても良くって。
家族ネタなんだけれどもそれまでのコントと明らかに違う導入、明らかに違うテイスト。長尺できっちりエンターテイメントしていた。
それまでのコントで出てきた登場人物(全部んいいの三人が演じているんだけど)がどんどん登場してくるところなんてこの公演を楽しんでいたお客さんは大喜び!なんじゃないでしょうか。僕も「うしおととら」の最終巻で泣けるクチなんでああいうの弱いです。あと家族ネタも弱い。
んいいなのに!んいいなのに泣きそうになるだなんて!!
だけどもんいいは裏切らない。泣けるシーンの直後に笑えるシーンを挟んできたり、どこか外してきたり絶対にセンチメンタリズムにいききらない。だって「コント」だもの、そうであって欲しいしそれだからこそ余計に泣けるし笑える。

つくづく思ったけれどもパワーバランスが凄く良い三人だしお三方とも芸達者だと思う。
んいいの手の平でコロコロ転がされたような、そんなちょっと悔しい気持ちになりつつ、物凄い満足感を感じる公演だった。

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