白線の内側、新栄CLUB ROCK’N’ROLLにてライブ

白線の内側、新栄CLUB ROCK’N’ROLLにてライブだった。
専ら名古屋ではほとんど吹上鑪ら場でばかり演奏している(実際にGWにも演奏したばかり)ので、新栄CLUB ROCK’N’ROLLでのライブは何と去年の7月ぶりとなってしまった。
元々何かと忙しい人達が集まってやっているバンドなので毎月のようにライブをしているわけじゃなし、11ヶ月もの間ご無沙汰してしまったのは大した意味もなく、単純にタイミングが合わなかったという次第である。


pedalboard2026.05.23。
ちゃんと記録に残しておかないと忘れてしまうからね。
この頃はOC-5のサブオクターブだけを出力して演奏する新曲があるのでOC-5を先頭に、OC-5を歪ませたり勿論オーバードライブとしても使用するAoi、最近はめっきりこれ以外のベースファズは使う機会が減ってしまった程に気に入っているBBMP2、発振サウンドをアンサンブル中で使いたいがために用いているtime(購入した日の日記はあるものの、備忘録を書いていないので早く書かないといけない)、白線の内側ではほとんど2つで1つくらいの感覚でセットで導入しているSilosLedges、あとはペダルボード外にボリュームペダルを置いた。
最近感覚的にどうもベースギターの信号が腰高気味というか「ハイミッド以上よりも上辺り」に重きを置いて音作りをするモードに入っている。この日もPA井藤さん(新栄CLUB ROCK’N’ROLL)に「ガーッと歪ませた時にもうちょっと下の方が合っても良いかもしれない」とアドバイスを貰ったのでアンプ側で低域を足したりしつつ内心(やはりそうか、そういうモードなのか)と思ったりもした。自覚はあるのだけれども、まあ足りないなと思ったら足せば良いやくらいの感覚である。
(ベースギターの低域が)全くないわけでもないし線が細いわけでもない、聴感的に上の方が目立つので腰高に感じられるもののバンドサウンドの中に入ればベースギターとしてアンサンブル中で必要な役割は全う出来るだけの低域は信号の中に存在すると感じているのだがまあこればかりは折り合いをつけていくしかなかろう。
確かに信号の最後段で諸々の調整を担っているEQ=ToneJobのTREBLEが以前よりもブースト気味なので相対的に低域よりも高域が目立つのは確かである。耳で必要な高域を足しているだけなのだが、ひょっとしたらわざとらし過ぎるのかもしれないなあ。
弦を張って久しいのでそろそろ交換したら十分なハリと自然な高域が戻ってきてEQのチューニングも以前同様に戻るのかもしれない。


ライブ前の練習の際に金森君から問題提起として「音量の足し算みたいになるとお互いの表現したい事をする余裕の部分がどんどんなくなってくるのではないか」(舟橋の意訳)旨の発言があり、バンド内でお互いの考えを擦り合わせる機会を得た。
そういったセッションを踏まえてのこの日だったので、アンプの音量は抑え目に。何より他のメンバーが演奏し難さを感じていないかこれまで以上にコミュニケーションを取りながら音作りをした。
結果、リハーサル時は激烈に快適。
メインスピーカーからベースギターの信号をしっかりと出力して貰えている事が実感出来る(=聴こえる)程にステージ内の中音には余裕があった。いやこの方がやりやすいじゃあないか。
リハーサル後に井藤さんにその旨伝えると「20年程前に不完全密室殺人で出演していた時から俺はそう言ってたんだけどね」。
ようやく認識が追い付いたようである。
しかしながら本番が始まるとアンプのツマミの微調整加減を違えたのか、リハーサル時に感じていたよりも遥かに大音量でアンプが鳴り出してたまげてしまった。慌てて音量を下げた。大きい方が良かったり小さい方が良かったり、つくづく自分は手前勝手な人間である。


共演者さんが娘(長女)が最前列近くまで来てライブを観ている様子を写真に撮ってくれた。
なかなかこういう様子は見られないので嬉しくなってしまう。
娘(長女)、最近はライブがあると「行くー!」と言って妻がいなくとも遊びに来てくれる。
勿論僕と一緒に来て僕と一緒に帰るし基本的にはドリンクカウンターとか過ごしやすい場所に陣取って過ごしている。しかしながらこの日も興味が刺激された演奏はフロアまで出てきて楽しんでいた様子だったし、帰路で色々な感想も訊けたので、娘(長女)も彼女の感受性をもってしてライブハウスを楽しんでいる様子だ。
どうしても煙草臭くなってしまうけれども一種の情操教育、になるのだろうか。

この日の白線の内側の演奏は予想外の(演奏上の、人間由来の)ハプニング続出。
しかしながらそれをどうにか表現として昇華せんと一丸となって尽力した結果、有機的な演奏となったと思う。
共演者氏からも「音楽付で演劇、というか芝居の音楽を生演奏で観ている気分になりました」と言われて出自は隠せないんだな、結構伝わるものなんだな、と実感。メンバーの半数以上が実に演劇(ならびにその音楽)経験者だとそういうのも音楽表現に顕在化するのかもしれなかった。
終演後は娘(長女)と2人、遅い夕食でラーメンを食べて帰った。
土曜の夜だもの、ちょっとの夜更かしも良いじゃあないか。