JONNY、深夜のレコーディングの話。

最近、野菜を食べる事に執着している。
体を鍛え始めたっていうところから余計なカロリーを摂取しないようにしてるっていうのもあるけれど、それ以上に野菜って美味しい。本当に美味しい。
作業の折に小腹が空くとコンビニでおにぎりやパスタ等買い食いしていたのだが(素晴らしき自堕落っぷり!笑)、最近ではもう真っ先にサラダコーナーに向かってしまう。
昨日食べたベーコンポテト味の粉を容器に入れてシャカシャカ振って食べるサラダ、べらぼうに旨かったなあ。もう延々と野菜食べられるんじゃないかって思ったもの。

高校生から大学に進級する際に、家族会議を自主的に開き、親に月々幾らずつ払うから、という所謂「親ローン」を組んでまで買った楽器がある。大学入学後、SBVと出会うまでムスタングベースと並行して使い続けたベースなのだが、SBVを手に入れてからというもの当時所属していたサークルの同期であるQucumbers の落合君に貸し、そこからtheモールスシンゴーズ の白石君の手に渡り長い事その存在は僕のベーシスト人生から姿を消していた。
先日ふと思い立ち白石君に連絡した所、急な連絡にも関わらずすぐに僕の地元まで持ってきてくれた。

続・我が逃走

正真正銘、GRETSCH社のエレキベースである。

購入当時は中古価格で13万程度、改めて調べてみると定価は26万程する紛れもない「高級機種」だった。20歳そこそこの僕はこのベースを抱いてブランキー・ジェット・シティのコピーバンドでベースヴォーカルをやっていた。久しぶりに弾いてみると当時の僕ではわからなかった多くの事に気付く。
ネックが細く弾きやすかったり、リアピックアップの独特のアタックが気持ち良かったり、ボディサイズは僕の所有するベースの中でも断トツに大きいのだけれども抱いてみると意外と落ち着くバランスになっていたり。弦はサビサビだけどネックの状態も悲惨な事にはなっておらず、ポットのシャフトが折れているマスターヴォリューム部分や弦交換等、少しの修理と調整を施せば(詳しい紹介はその時にでも)すぐにでも現役復帰しそうな状態だ。
正直、メインで使うようなバンドは現状ないし(あるっちゃあるけど、SBVの方がすんなりハマるし振り回しやすい)似合っているとも思えないけれど機会をみて使っていこうと思っている。

そんなGRETSCHベースを自慢しようと背負って篠田家へ。
勿論用事がないわけではなく、JONNY秘密のレコーディングに参加するためである。まだ詳細は公開出来ないけれど(ライブとかでは触れたりしちゃったけどね)、JONNYの音楽が近々、流通にのる。今回発表となる新曲、バンドアレンジはある程度済んでいるものの今回はアコースティックver.での収録という事でベースの出番はなし。コーラスと声を録音しに行った。

続・我が逃走
歌う佐藤さん。やっぱこの人の歌って凄く良い。
サポート時代から何回かレコーディングを共にしているけれども、その度に感動させられる。

レコーディングに行った、とはいうものの、前述するように僕の出番はコーラスと声。到着した頃には篠田君がアコースティックギターの録音をしていたので僕は夜食を摂りながらボーッと眺めたり漫画を読んだり、泥酔状態の柴山社長(ONE BY ONE RECORDS )とメールをしたりしていた。
以下、一部抜粋。

舟橋『酔っ払ってるなんて珍しいですね!」
柴山『日本酒は飲むんだよ』
舟橋『へえ。レコーディングなうですよー』
柴山『おお、早くコカイン』
柴山『間違えた、聴きたい』

泥酔したからって社長、その打ち間違えは面食らいますよ。一応念のため書いておくとうちのレーベル社長、ドラッグの類とは無縁の極めてクリーンな人です。
JONNY音源では初の佐藤、篠田両メンバーとハモってみたり、なんだかんだで楽しかったな。
新曲は佐藤さんは勿論、僕も相当気に入ってるし思い入れのある曲なので音源を聴くのを楽しみにしていて下さいね。ライブでもそのうち披露出来るんじゃないだろうかな。

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