映画撮影とカツカレー麺

孤独部単独公演の日の事である。撮影で現場入りしていた映像作家の中橋広光君、聞けば映画を撮っているという。厚顔無恥にも終演後、その場のくだけた雰囲気にのっかって「何か機会があったら使ってやって下さいね」と声をかけた僕に有難くもすぐさまお話を下さった中橋監督。
昨日はその撮影だった。
所謂、脚本らしい脚本というものがあるわけでもなく、大筋が書かれた資料を読んだ上で中橋君の演出でシーンを作り上げていく。僕の役は主演二人の高校時代の同級生、というこう書くとちょっとした役なのだけれども、登場人物が少ない作品なので何分緊張したし、何より僕は映画出演が人生で初めてだ。兎に角監督の意図にそぐわぬように、画面を文字通り汚さぬように、とそこだけは気をつけた上で思う存分、楽しんだ。
それが例えどのような方法であってもアウトプットするという行為はやはり、楽しい。
どんな作品になるか楽しみだ。


撮影後、油そばを食べる中橋監督。

そして一夜明けて今日は仕事後、友人達が新栄の行きつけの中華料理屋で飲んでいるというので遊びに行った。
日頃はライブの打ち上げ等で利用する店なのだが、ああしてふらりと遊びに行くのは久しぶりだった気がする。大人しく談笑しようと思っていたのも束の間、ビールをグイと飲んで気がつけば大いにはしゃいでいた。
やはり助平な話とエフェクターの話は楽しい。飽きる気配さえない。
楽しかったです、有難う。
日付がかわり、夜も更け、徒歩10分程の場所にあるカツカレー麺を食べた。

夜中の空腹を満たすには丁度良い一杯。おいしゅうございました。
今日はどこまでも平和な一日だったなあ。

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