「俺は、やる。絶対に、やる」

名古屋、栄が音楽で沸き立った二日間「SAKAE SP-RING2012 」、通称サカスプの二日間、大いに動き回った関係で未だに体の節々が痛い。尤も、それっていうのはしっかり休めばいいものを夜な夜な何だかんだではしゃぎまわってしまう自分の責任なのだけれど。
今年はサカスプ、自分の所属バンドは出演しないので静かにやり過ごすか、或いはレーベルメイトた友人のバンドを観に行く程度にしておこうと思っていたのだけれども、何だかんだでその二日間はライブを行った。以下、その記録を駆け足気味で記録していく。

さて、日付で言うと6月1日、twitter を眺めていたらTL上に「大丸」の文字。見返してみると壊れかけのテープレコーダーズ コモリ君が今からまさに単身東京を出て名古屋に向かおうとしている所で、その理由が「前ノリして大丸を食べるため」。2~3日にかけて池下UPSETで行われるオールナイトイベントに出演予定のコモリ君、なんと30時間以上前ノリして今池の地に降り立つという。
大丸好きならその気概に応えないわけにはいかないだろう。大丸好きならその行為を嬉しく思わないわけがないだろう。すかさずリプライを飛ばし、連絡先を交換し、待ち合わせをし、そしてそれから約10時間後、僕はコモリ君と大丸ラーメンの前にいた。

コモリ君とは大森靖子&THEピンクトカレフ で御一緒した事があるものの、ゆっくりお話する機会は今回が初めてと言ってもいいかもしれない。バンドの話、共通の友人の話、そしてパンチのある食事の話等をし、入店そして実食。この日の大丸も相変わらず旨かった。サウナに行くコモリ君を見送り、大丸前に戻る。
食後の運動がてら偶然出会った10YEN君とサイクリングをし、帰宅。帰宅すると大内君から入電。
「コモリ君と舟橋君は通じる部分があると思うんだよね」

有難う、友よ。君を通じてまた素敵な人と出会ったよ。

起床後、所用をこなした後に近所のHARD OFFに赴く。代り映えのない品揃えだなあとウロウロしながらジャンクコーナーへ。そこでこんな素敵なものを発見した。

続・我が逃走

フットスイッチ故障にて3000円也。いつかは欲しい、と思っていたけれどもまさかこんな価格で出会えるとは。迷う事なく購入。帰宅後チェックするも、やはり故障して音が出ないのでそのまま翌日、JanNigholeSoundFactory に修理依頼。自身もFUZZ FACE使いのクラフトマンなので安心安心。修理が終わって戻ってくるのが楽しみだ。

そして新栄CLUB ROCK’N’ROLLへ。この日はi GOでSAKAE SP-RINGのエキシビジョンイベントに出演。
リハーサル後にたこ焼き食べて、そのままマウンテンバイクで栄へ。このイベントの出演者にもSAKAE SP-RINGのパスが用意されていたので(しかもこのイベント名入りのちょっとした特別仕様。オタク気質はこういうのに弱いんだよね)色々見て回ろうとするも、思った以上に時間がない。とりあえず購入予定だった小物を見にPARCOに入っていくと同じタイミングでPARCOのTOWER RECORDに挨拶に訪れたコモリ君と偶然にも再会、そのまま一緒にタワレコに行く事に。いや、その前日も夜勤後に偶然夜の今池で遭遇していただけに(その後僕は入浴するために帰宅、コモリ君は作業するために漫画喫茶へ)二度目の偶然に驚いてしまったなあ。
タワレコでコモリ君レコメンドのCD等購入し、新栄へ戻る。気分はSHIN SAKAE SP-RINGだ。

以下、これから記すのは完全に僕個人の意見で、サポートしているi GOには一切関係のない事だ。それだけはくれぐれも忘れないで頂きたい。
この日のイベントについて、詳細に書いていくとどうしてもあるバンドについて人に悪い印象を与えかねない事を書かねばならない。違う出会い方をしていれば…いや、きっと駄目だな。
例え相手が誰であろうと、僕は僕を育ててくれた場所や人を否定されると頭に血が昇ってしまう。子供と思われても度量が狭いと思われても仕方ない。これはもう、矜持に関わる部分なのだから。
演奏自体は熱量高め、最終的には諸々全てひっくるめてi GOはフロアを湧かせていた。自分も夢中になって演奏出来たし、精神論的な部分で反省点はあれども後悔するような演奏はしなかった。

終演後、気がつけばこの後に控えているオールナイトイベントの開演まであと30分!
慌てて機材を詰め込んだベースケースを背負ってマウンテンバイクに跨って自宅へ戻った。
自宅到着、11時45分。湯船に飛び込んで汗を流し、風呂からあがったのが52分。機材を入れ替えて家を飛び出したのが55分。池下UPSET到着、59分。どうにか開演に間に合った。
そして、夢のような夜が始まった。

今回はこの辺で。夢のような夜についてはまた次回。

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