ジャズベース。

何を隠そう、実は楽器屋で働いている。とはいってもアルバイトなのだけど。
主な仕事内容はインターネット業務、楽器のメンテナンス、配達の手伝い、現場のサポート等わかりやすく言うと「何でもやる」。
この「何でもやる」という仕事内容、実にいい刺激になる。知識と経験は武器だ。
だが他にも刺激は受ける。物欲。
そう、物欲が物凄く刺激されるのだ。

今現在愛用しているベースも今の職場にうつってから購入したものだし、足元の機材もほとんどがそうである。ベース本体に関しては満足しているからいいようなものの、エフェクターに関してはすぐに「アレ欲しいコレ欲しい」となってしまう。自制心がないからいけないのだけれども。

だが昨夜は珍しくベースを試奏してみた。
Moon JB-195。
国産ハンドメイド系のメーカーが製作したベースだ。ジャズベタイプでアクティブ。
以前から何度か折を見て試奏しているのだけど、なかなか具合が良い。ネックのグリップ感も良好。なんだか凄く「身が詰まった」楽器だという印象だ。弦はとうの昔に死んでいるのだけどそれでも十分に上から下まで出ている。弦高やピックアップの高さ等を僕好みに調整すればもっと僕好みの音に近づくのではないかという実感があった。

色も良い。マッチングヘッドで、暗い緑。何だかアダルティで、それでいて格好良い。みどり色に固執する僕もこの色なら愛着が持てそうだ。

まあ、結局買わないんだろう。
今のベースは十分に満足しているしまだまだ育つと考えている。

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