僕の黄金週間 その1

ただいま。駆け抜けてきたぜ、黄金週間。

物凄く動き回った、ってか主観上では随分と「遊び倒した」黄金週間。さて具体的にいつからいつまでがGWかなんてよくわかっちゃいないけど、僕の黄金週間を振り返ってみようと思う。

5/2(水)~5/3(木)

1.「Seapus2012」出発まで

夜勤後、大量の麺とクーラーボックスを持って大人の手段、タクシーでシン君(犬丸ラーメン)宅へ。

翌朝から南知多で開催される野外フェス「Seapus2012」に、嬉しい事に色々で出演する事となり。初日3日の昼前からi GOでの出演があるので会場入りは朝9時過ぎ。犬丸ラーメンチーム(シン君+サポートメンバー 河本君)は買出しの関係で昼過ぎにしか到着出来ないため、別行動を決意。僕の分の犬丸機材を渡しに行ったというわけだ。

「今日はゆっくり寝て下さいよー?」

色々重なってくると睡眠時間を無視してはしゃぎ出す僕をよく知っているシン君の忠告も虚しく、気がつけば朝の5時。お迎えが来るのが朝7時。結局、やっぱり前日から一人フェス状態を初めてしまった。

ちなみに何を部屋でやってたかっていうと、別にこの時作る必要のない「エフェクターのツマミを固定する板」を作ろうとしてた。完全に深夜でハイになってたね。絶対この日に作る必要なかったものね。

で、朝7時。茜谷さん昌吾さん、そして「面白い人だ」と噂には聞いていたけど本当に面白い方だった昌吾さんの友人、ひろきさんと4人で南知多入り。

2.南知多に到着

車で一時間半かかる、と聴いていたものの意外とすんなり南知多に到着。会場である南国リゾート アジアに到着。ここに来るのは忘れもしない「コダマ10」以来。南知多よ、私は帰ってきたぞ!

少しずつ会場にやって来る友人達と挨拶を交わしたり実行委員やボランティアスタッフの皆さんに挨拶したりしながら、会場内をフラフラ歩く。

睡眠不足気味な体調も、この段階では、まだ全然余裕。

3.i GOで演奏

続・我が逃走
撮影:柴山社長(ONE BY ONE RECORDS)

天気が懸念されていた、というか天気予報ではもうほとんど雨天確実、みたいな感じだったのに雲が流れ、日が差し込んできた。お、これはまさかと思いきや、流石はもってるなあ、i GO。演奏開始時には完全に晴れてたし暑いくらい。フェスらしくなってきた。

不安材料もなくなったのであとは一生懸命演奏するのみ!Seapus2012はUMIGIWA STAGEとYAMAGIWA STAGEがあり、僕の出演は全演目YAMAGIWA STAGEだったのだが、このYAMAGIWA STAGEに常設してあったHartkeのヘッドとキャビのセットが物凄く良くて。アンプをフラットにしていつも通りの足元で突っ込んでスイッチ入れたらそれだけでハードコアみたいな音がした。

音響を担当するお馴染み松井さんに堀さん(そう、つまりチームコダマ、だ)も「滅茶苦茶良い音!」と振り返る程。こいつぁ幸先が良いや。最高に気持ち良い音で、最高に気持ち良いシチュエーションの中、ガッツンガッツン演奏してきた。

野外ステージ特有の直射日光による弦の伸び、ペダルのLEDの見難さももう笑って受け入れられる(対応する、ではないのがポイントな)。本当にこういうの、大好きだ。

汗だくになって演奏終了。フェス通じて3組目、と比較的早い時間の出演だったのだけど大勢の方が楽しんでくれたようで僕も純粋に嬉しい。面白かったなあ。

続・我が逃走

4.犬丸ラーメン準備まで

演奏が終わったらクタクタだ。だけどここは野外フェス。さあ遊ぶぞ!

というわけでバンドを観に行ったり会場内の出店ブースでうどんを食ったりフランクフルトを食ったりジュース飲んだり友達と話したり海に出てみたり。野外フェスって思い思いに過ごせていいね。海辺に出ていても音楽が聞こえてきたり。凄く良いロケーション。

ノムラセントラルステーションを観に行く。今回は合計13人(だったっけ?)、チームi GOも交えた今回のノムセン、ちょっとあれは本当にフェスだからって野村さん、やり過ぎです!笑

で、僕もこっそり「犬丸ラーメン 犬橋さんの格好でライブを見る」というゲリラ戦をノムセンに仕掛けてみる。しかしてあれだけ多くの方が観に来てる中、ほとんどの人に気づかれず。ステージ上のninnさんは気付いて下さってたみたい(笑)

このノムセンのライブ、胸にくるものがあった。

そしてこの辺りから途方もない眠気、そして倦怠感に襲われる。昨夜のつけを支払う時が来た。ここからが本当の戦いである。

これ以降、立ってライブを観ていてもそのまま寝てしまうっていうのを何度も繰り返して、周囲の皆さんを怯えさせる。ごめんなさいね。ついついはしゃいじゃって、いけないなあ!

5.犬丸ラーメン作戦行動開始

さてとっくに日も沈み、日付も変わろうかという頃合である。

舟橋、シン君、野村さん、河本君の4人で行動開始。昼間は運営本部だったテントを改造、改装し犬丸ラーメンの店舗に変えていく。

この段階でかなり眠い。しかし寸胴を火にかける頃になると長蛇の行列。前例がない程、長蛇!一体どれだけの方が並んでらっしゃるのだろうってなくらいに、長蛇!

舟橋「やったー!大入りだあああ!」

河本「んじゃあ僕脱退しますねー。お疲れ様でしたー」

河本、脱退。彼はpalitextdestroyのメンバーに戻っていった。撤収時に再加入してくれるのは、言うまでもない。

シン君が職人の目つきになり、調理器具と格闘を始めた。背後では野村さんが「俺、いつでも走るよ!」と準備万端である。

…そろそろ、か。

25時半、タイムテーブルより30分早く、そして我々の予定より30分遅く、犬丸ラーメンはそのパフォーマンスを開始したのであった。

しかしその段階ではその先に何が待ち受けているか我々も、そして行列に並んでいるお客様も知る由もなかった…。

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