歪みと僕。独りよがりな思い入れ。

今まで約70個のエフェクターを買ってきたけれど、その中に歪みは一体いくつあるだろうと考えた。
下手したら半分くらい歪みなんじゃないだろうか。買いやすいからついつい買ってしまった結果だろう。

人生で初めて買ったエフェクターはBOSSのDS-2。ターボモードのついてる奴ね。あれをベースに繋げてグッシャグシャにして遊んでいた。GAINなんてもう当然のようにぜんつっぱ。
その次に買った歪みは亀田師匠の真似をしてVoodoo-BASS。亀田師匠の音は出なかった。今使ってもコイツは苦手だ。後輩に貸しっぱなし。
他にも色々買ったなあ。BIG-MUFFをUSA製とロシア製両方揃えた挙句、ロシア製しか使わなかったり(ロシア製は20歳の誕生日に買った20台目のエフェクターだった)、中古楽器屋で何となく面構えが気に入って980円で買ったPOSSのエフェクター、半年後にベースに繋いで見たら既に壊れていたり、先輩から買ったmt’s Labのファズを買ったその日のライブでそのまま繋いで見たりマーシャルのガバナーを繋げてボフボフしたりした。
全て懐かしい思い出だ。

今は不完全の山田氏から買い取ったTS-9DXが暫定的にメインの歪みの座に君臨している。音が太くて使える憎いアン畜生。ブホーッと歪むのが好きだ。スピーカーによって抜け具合が激変する気分屋っぷりも好きだ。緑色のボディとやる気のないLEDも好き。

だけども最近は他の歪みも試してみたくなった。歪みに飢える時それすなわち精神的に鬱屈している時である。TS-9DXよりもっともっと過激な歪みが欲しい。
踏んだ瞬間に「おや・・・・・まあ」と皆に呆れられるような、そんな音を我が物顔でアウトプットしたいのだ。

そうそう、確かZ-VexのFuzz Factoryがあったな。早速試してみよう。

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