白線の内側

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実は舟橋、こっそりってわけでもないのだけど「白線の内側」というバンドに加入する事になりました。
少しずつ前から練習に合流して、新曲を作ったりあーでもないこーでもないとバンドのアンサンブルをこねくりまわしている。
所謂ポエトリーリーディングを軸に据えたバンドなのだけれども、僕が合流する前に観たライブでは即興要素が強めでありながら随分とカッ飛ばしたアンサンブル(ポエトリーリーディング含)が気持ち良く「こいつぁ良いや」という感想を抱いたものであった。
バンドを構成するメンバーがいずれも親交が深い人達なので顔を合わせた際に話とか聞いていたりしたのだけれども、そんな僕が呼ばれたのはある日の事。「とりあえずスタジオ一緒に入ってみましょう」ってなもんだったのだけれども、そこからなんだかんだで一緒に活動していく事になりました。
ベーシストである僕を入れる際のバンド側の思惑として「即興要素から楽曲の構築へ志向変化」とか「バンドアンサンブルに於けるベースを欲している」等色々と意図があったようなのだけれども、時間を重ねる内に「あーやっぱり即興はある程度あった方が楽しいね」とか「でもちゃんとカッチリした曲も楽しいね」とか「あなたは音楽的にこういう出自の方なんですね」とか「こういう曲の作り方はどうだろうか」とか、そういう本当の本当に「バンド結成最初期」のやりとりを経ている自分達がいる事に気が付いて「おお、俺は確かにバンドに入ったんだなあ」とか思ったりするわけなのだよ。

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ブレブレだけれども白線の内側メンバー全景。
うん、きっとこのバンドでベースギターを弾くのに一番適任なのは僕だったんだな。まだライブも何もやっていないのだけれども。
デビュー戦が控えているので楽しみです。

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