安いコンプレッサーを少しは真面目に触ってみた。

2018_07_23_001
先日の犬栓耳畜生のライブの日、バンドメンバーのまりいちゃんからエフェクターを買い取った。
いや、買い取ったと恩着せがましく言うのが憚られる程の格安の価格である。元々が安いエフェクターだから、とまりいちゃんは遠慮していたけれどもそういう事でもない。エフェクターを人から買うという行為はその人から買う、という思い出も含めての行為であり、その対価は思い出も思い入れも含めてのものである。勿論、だからといってその10倍の値段で買ったかと言われると答えは否、なのであるけれども!

さて、安エフェクターの中でも安定した御三家の一つだと思っているPLAYTECHである。ここの安エフェクターは何が良いって筐体が物凄く頑丈そうなのである。あといかにもふてぶてしい。ゴッツい筐体の上下に何故かゴム素材でカバーがついている。手触りはソフトなのだが、逆に物々しさを強調してしまっているようでオカしい。
かつてベースオーバードライブという名の歪みを手に入れたけれども、今回まりいちゃんから買い取ったのはコンプレッサーだ。
「どうも面白く感じないから」と言っていたけれどもなかなかどうして、わかりやすいコンプ感を好む僕からするとこれは結構イケるコンプだった。コントロールはLEVELにTONEにATTACKにSUSTAIN。非常にシンプル。SUSTAINを全開にすればもうわかりやすく圧縮してくれる。アタックを全開にしてトーンをちょちょいと調節してやれば(真面目にコメントするのであればフルにするとベースギターだとジャキジャキし過ぎる。個人的には11時くらいが丁度良く感じた)立派にベースギターでも使えるコンプレッサーでござい、だ。あ、でも勿論ノイズも一緒に持ち上げてくれるのでそういうのを気にする向きには要注意、である。

で、普段愛用しているBOSSのCS-2と比べてもみたのだけれどもPLAYTECHとの違いで言えばやはりCS-2には搭載されていないTONEコントロールに触れないわけにはいかないだろう。思えばトーンコントロール搭載のコンプレッサーってこれが初めてだったかもしれない。結構面白いものだ。トーンを絞り切って、アタックも絞り切って思いっきり圧縮してみるとこれはこれで面白い音になった。アンサンブルの中でどう聴こえるかはわからないけれども、単体で聴いていると気持ちの良い音。

そしてまりいちゃんが鞄からこれを出した瞬間に分かってはいたんだけど、実は結構前からコレ、既に所有していたのであった。
同じコンプレッサーを2台も持っててどうするんだ、って?
いや、やっぱり人から安エフェクターを買うってそういう事ではないのである。

コメント