尼崎は三和商店街へ。

2019_11_20_001
写真は先日鈴木実貴子ズの遠征で同行した兵庫県は尼崎市の三和商店街(の一部。~番街とか番号が振ってあったけれどここが厳密に何番かはわからなかった)。
この箇所は所謂シャッター商店街なのだろう、シャッターが降りてばかりだったけれども昼でもどこか独特の雰囲気があってダンジョンみたいだ、と無邪気に思ってしまった。商店街全体としては大変活気があった。

2019_11_20_002
この日はこの商店街にある尼崎toraの5周年イベント。鈴木実貴子ズの二人も初めての場所だったようで時間に余裕を持って出たものの、幾分か早く現地に着いてしまったので一人で散策をしたり、した。こういう時にスマートホンは大変便利で近場に銭湯があるかどうかすぐに教えてくれる。商店街から程近いところにオールナイト営業の銭湯があるらしい、という事でリハーサル後にしっかりかいてもいない汗を流しに行ったのであった。
決して綺麗ではなかったけれども町の銭湯然とした銭湯で良かったなあ。水風呂も緩めでザブン!と入れる。
三和商店街はモツが名物なのか肉屋の軒先でもつ焼きやモツ煮がファストフード然と売られているのを何軒か見た。絶対に美味いし滅茶苦茶気になったけれども今回は見送った。

三和商店街、面白いところだった。
怪獣で町おこしならぬ商店街おこしをしているようで実際toraの数軒隣のお店の奥に怪獣の着ぐるみが吊るしてあるのが往来から確認出来た。マニアが集う怪獣ショップもあったのだが残念ながらこの日は臨時休業。覗いてみたかったかなあ。

toraの楽屋、あれ絶対元市場の冷蔵庫だよな、扉から察するに。室内が寒いわけではなかったけれども、何となく出番前に往来のベンチに腰掛けていた。いや絶対往来の方が寒いし、なんならこの日から「あーいよいよ冬だなあ」と感じられる程冷え込んできたのだけれども、兎も角。
演奏前の緊張感は、あれ何て言うのだろう。今のところ自分の人生であれと似た感情を他で感じた事がない。
この日の演奏は何故かリハの時から常設のベースアンプヘッドのパッシヴインプットにプリアンプを通した信号を入力してしまったため、妙にセンシティヴな音量のコントロールに翻弄される事となった。体感上、一ミリでもツマミの位置が変わろうものなら音量が激変するもんだからなかなかリハ通りの音量にならず、しかも何故か足元の歪みの音量も安定せず「ええいままよ」と歪ませずに演奏を続けた。賭けに出るよりこの場合確実性、判断に過ちはなかったと思うがそれにしてもあんなにボリュームコントロールが繊細だとは。
いやはや、修行が足りん。

帰りは翌朝から普通に出勤の予定だったため、車に乗るなりグースカ眠ってしまった。起きたら午前一時、もう家の近くなのであった。

コメント